万全に製品を届ける新亜光学工業の輸送
製品の品質を保つ輸送システム
新亜光学工業はメーカーですが、実は自社製品を運ぶための輸送事業も行っているのです。
なぜメーカーである新亜光学工業が輸送を行っているのか疑問に思う方も多いと思いますが、これにはちゃんとした理由が存在します。
光学製品はガラス製品や精密部品が占める割合が大きく、輸送の際にも非常にデリケートな扱いが要求されるので、通常の配送ではどうしても不具合が生じる可能性が出てしまいます。
つまり、新亜光学工業は自ら製品の輸送を行うことによって配送時の不具合や破損を防ぐという方策をとっているのです。
単に製品を作って終わりというのではなく、万全の状態でユーザーに届けようとするその姿勢も信頼を勝ち取るうえで大きく貢献していることは言うまでもないでしょう。
自社トラックや自社船舶を使った高い信頼性
新亜光学工業は、国内の輸送においては全て自社のトラックで賄っています。
これは他社の手を入れず、光学製品を運ぶノウハウを持っている自社で全て輸送を行うことによってデリケートな光学製品を速やかかつ安全に運べるようにするためです。
海外への輸送に関しましてもこのスタンスは変わらず、新亜光学工業は原則的に航空便での配送は行っていません。
なぜなら飛行機による輸送の場合、激しい揺れや気圧の変化による破損の可能性が常につきまとい、会社の目が届かない所でアクシデントが発生する危険性があるからです。
では、どうやって輸送しているかと言うと、驚くべきことに自社の船便で行っているのです。
大手を除いて自社で大型船舶を保有していることは極めて稀で、海外への輸送でも製品を万全に届けようとする新亜光学工業の姿勢が高い信頼につながっていることは当然の帰結と言えます。